2012年8月29日水曜日

2012年度サマーセミナー終了

2012年度日本宗教史懇話会サマーセミナーin山口は、80名以上の参加者を迎えることができ、昨日、無事に終了しました。
なお、2013年度のサマーセミナーは関東方面で開催される予定です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

2012年6月19日火曜日

2012年度(第3期第3回 通期21回) 日本宗教史懇話会サマーセミナーのご案内

今年度の日本宗教史懇話会サマーセミナーにつき、ご案内申しあげます。

本会は、日本宗教史に関心のある研究者諸氏が、それぞれの専門とする時代や学問分野や世代を超えて自由に参加し、研究発表を通して真摯な議論や交流をおこなう場として、毎年夏季3日間の開催を重ねてまいりました。今年度は、山口県山口市の湯田温泉界隈で開催し、7名の方々に研究発表をしていただきます。また特別報告として、山口市の文化財保護課の2名の方々から山口の寺社遺跡や中世酒肴などについてご解説いただき、実際にその復元酒肴を味わいます。最終日には史跡見学や史料閲覧を企画しております。

初めてのかたも含めまして、多数のご参加を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


<呼びかけ人>
代表 原田正俊
伊藤幸司 井上智勝 上島 享 岡野浩二 苅米一志 菊地大樹 佐藤文子 脊古真哉 曽根原理
冨島義幸 長谷川賢二 福島栄寿 北條勝貴 真木隆行 三橋 正 蓑輪顕量 宮崎健司

<本年度世話人>
伊藤幸司 苅米一志 真木隆行

 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

(1) 開催日
  2012年 8月26(日)・27(月)・28日(火)

(2) 会場
  防長苑(山口県市町村職員共済組合) ※湯田温泉の宿
......〒753-0077 山口県山口市熊野町4-29  
......http://www.bochoen.jp:80/  ℡:083-922-3555

(3) 日程
○8月26日(日) 研究発表第1日目
......12:30 受付開始
......13:00 開会挨拶
......13:10 発表① 細井浩志「陰陽道の成立とその宗教性(仮)」
......14:50 発表② 松尾恒一「樹木をめぐる職能者・宗教者の祭儀と呪法」
......16:30 発表③ 曾根正人「平安初期仏教界における密教と宗派」
......18:00 (事務連絡)
......18:30 (夕食)

○8月27日(月) 研究発表第2日目
......8:00 (朝食)
......9:00 発表④ 上島 享 「〈日本宗教史〉の可能性 ―重層性と刷新―」
......10:40 発表⑤ 引野亨輔「近世寺院蔵書の社会史 ―備後国沼隈郡大東坊を事例として―(仮)」
......12:10 (昼食)
......13:30 発表⑥ 川端泰幸「石山合戦論の再構築 ―その過程と意義をめぐって―」
......15:10 発表⑦ 碧海寿広「近代日本の歎異鈔・再考」
......16:50 特別報告 佐藤 力 「山口の寺社と遺跡 ―見学会に向けて―」
......17:40 閉会挨拶
......18:10 懇親会 ―中世酒肴勉強会―
特別報告 北島大輔氏「復元 中世酒肴の解説」
明応9年(1500)、山口に下向した将軍足利義稙を大内義興がふるまった酒肴の一部が、
近年復元されました。ご解説つきでそれらを味わいながらの懇親会。

○8月28日(火) 最終日 見学会
......7:30 (朝食)
......8:30 バス出発 ※暑さ対策の帽子や飲料などは各自でご用意を。
山口市歴史民俗資料館で、周防乗福寺(十刹・大内家菩提寺)の文書や絵図のほか、
近年の旧境内発掘で注目されている朝鮮風滴水瓦などを閲覧した上で現地を歩く。
また大内氏館跡の遺構や、このほど旧状復元された龍福寺(曹洞・大内義隆菩提寺)
の本堂(興隆寺の旧本堂遺構、重文)を見学した上で興隆寺旧境内(天台・大内家
氏寺、萩藩東照宮跡)を歩く、などのプランで検討中。
......16:10 頃 JR新山口駅にて解散予定
山口宇部空港発航空機ANA/JAL 羽田空港ゆきの各最終便にまにあうよう解散。

(4) 参加費 ※当日受付にて申し受けます。
○研究会参加費
......・全日程参加 : 一般:25,000 円 / 学生:23,000 円
......・部分的参加 : 上記から宿泊費・食費などを適宜減額いたします。
................................研究発表時のみ出席(宿泊食費等なし)は、全日程3,000 円。
○見学会参加費 : 5,000 円(上記と別料金、バス代・拝観料・昼食代等)

(5) 申込み方法 ※郵送にて承ります。
① 案内状同封のハガキがある場合、
これに必要事項をご記入のうえ、すみませんが切手を貼ってご返送ください。
ご欠席の場合も、次年度以降のため、できましたらご返送お願いいたします。
② 申込みハガキがない場合は、
一般のハガキや紙でかまいませんので、下記の必要事項をご記入のうえ、
事務局宛てに郵送してください。
<必要事項>
1)郵便番号、2)住所、3)氏名、4)所属(「学生」=学部生・院生・研究生の方はその旨も明記)、
5)電話番号、6)E-mail、7)性別、8)喫煙の有無、9)来年度以降の案内の要or 不要、
10)下記のような表をお書きいただいて予約箇所に○印を記入。

○郵送先
〒753-8540 山口市吉田1677-1 山口大学人文学部 真木隆行研究室内
......日本宗教史懇話会サマーセミナー事務局 宛
......℡:083-933-5275(但しこの電話は不在多し)


○申込み締め切り 2012 年7 月31 日
→【追記】  8 月 上 旬 ま で 期 間 延 長 ! 
 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―






(6) お問い合せ(ご変更・キャンセル)
○お申込み内容のご変更やキャンセルなどは、8 月13 日までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルや無断キャンセルの場合、規定の料金を請求させていただきます。
○前日までの緊急連絡は、Eメール syuukyoushinatsu2011@gmail.com
→ Eメールの件名には、「宗教史懇話会」の語を入れてください。
○当日の緊急連絡は、会場の防長苑まで。

※インターネットでのご案内
「2012 宗教史懇話会」で検索すると概要を確認できます(過年度版の情報とお間違いなく)。
URL:http://h-religions.blogspot.jp/

2012年3月14日水曜日

2012年度日本宗教史懇話会サマーセミナーの報告者が決まりました

2012年度日本宗教史懇話会サマーセミナー@山口湯田温泉の報告者が決まりました。タイトルは、後日確定しますが、取り急ぎ報告者名をお知らせしておきます。


報告者7名(50音順)
上島享氏・碧海寿広氏・川端泰幸氏・曾根正人氏・引野亨輔氏・細井浩志氏・松尾恒一氏


2012年2月6日月曜日

2012年度日本宗教史懇話会サマーセミナーの日程が決定しました


2012年度日本宗教史懇話会サマーセミナーの日程が決定しました。
次年度のご予定に入れていただければ幸いです。
参加に関する案内状の発送等は6月初旬頃を予定しております。

日程:2012年8月26()27()28()
例年通り、初日午後および2日目は研究発表、3日目は現地見学
※近年の新知見を踏まえた見学会を予定

・会場:山口市の湯田温泉界隈にある「防長苑」
753-0077 山口県山口市熊野町4-29

2012年1月15日日曜日

日本宗教史懇話会サマーセミナーについて(暫定版)

◇「日本宗教史懇話会サマーセミナー」は、東西の仏教史研究者の情報交換・議論の場として1965年から始まった「日本宗教史サマーセミナー」を母体としています。創設当初から各人の所属学会や勤務先・出身大学の垣根を越え、自由な立場で年代を超えて研究者が交流する場として設定されました。この前身組織のサマーセミナーは、1965年から1972年まで計7回開催され、関西では薗田香融(関西大学)・竹田聴洲(同志社大学)、関東では笠原一男(東京大学)・大隅和雄(東京女子大学)など、第一線の研究者が東西の交流を活発化することを目的として集まりました。

◇やがて一時期の中断を経て、メンバーのうち大隅和雄・西口順子(相愛大学)は、研究会「日本の女性と仏教」を結成して同様のサマーセミナーを開催し、1984年から1993年まで10回を数えてました。この会は最新のテーマを掲げた会でもあり、期限つきの会でした。

◇その後、サマーセミナーの再開を望む声が高まり、新たな体制が整えられ、日本宗教史に関わる時代・分野を横断した研究者の集まる会として出発することとなりました。
これが、現在の「日本宗教史懇話会サマーセミナー」です。
●第Ⅰ期は、1992年から2000年まで、薗田香融を呼びかけ人代表として発足
●第Ⅱ期は、2001年から2008年まで、平雅行(大阪大学)を代表として継承
●第Ⅲ期は、2009年から現在まで、原田正俊(関西大学)を代表として継承

◇現状では、毎年8月下旬に2泊3日でサマーセミナーを開催し、最新の研究報告と討論の場としております。とりわけ討論時間は、通常の学会よりも長めに確保してじっくり議論していただき、日本史のみならず仏教学・宗教学・文学・美術・建築史など多様な研究者にとっての情報・意見交換の場となるよう運営しております。
参加者は、老若男女の研究者、中堅・若手の研究者も多く、例年約70~100人ほど(見学会には約60人前後)のかたがたにご参加いただいております。近年では国内のみならず外国からご参加されるかたもいらっしゃいます。
開催地は、関西・関東・東海・山陽・東北など全国的に移動し、各地の呼びかけ人が分担して事務局をつくり対応しております。

◇現在第Ⅲ期の本会は、原田正俊(関西大学)を代表とし、北から曽根原理(東北大学)・蓑輪顕量(東京大学)・三橋正(明星大学)・北條勝貴(上智大学)・岡野浩二(国学院大学等)・菊地大樹(東京大学)・井上智勝(埼玉大学)・脊古真哉(愛知学院等)・上島享(京都府立大学)・宮崎健司(大谷大学)・福島栄寿(大谷大学)・佐藤文子(本願寺史料研究所)・冨島義幸(滋賀県立大学)・長谷川賢二(徳島県立博物館)・苅米一志(就実大学)・真木隆行(山口大学)・伊藤幸司(山口県立大学)、以上が呼びかけ人(役員)を勤めております。