2015年5月26日火曜日

告知:2015年度日本宗教史懇話会サマーセミナー(第Ⅳ期第1回)


2015年度日本宗教史懇話会サマーセミナー
( 第4期第1回 通期24回 )

◆日 時 : 2015年8月24日(月)~25日(火) 1泊2日

◆会 場 : ホテル三河海陽閣(三谷温泉)
 〒443-0021 愛知県蒲郡市三谷町南山1-69 TEL 0533-69-5335

◆日 程 (予 定)
《初日》8月24日(月)
1200 受付
1235研究報告①真木隆行氏(山口大学)
            「法体と俗体の大内氏権力」
1400研究報告②村上紀夫氏(奈良大学)
            「一九世紀京都近郊の神社と神人-日向神明社にみる-」
1525休憩
1540研究報告③岩田文昭氏(大阪教育大学)
            「近角常観の信仰運動における近代性と前近代性」
1705研究報告④桃崎祐輔氏(福岡大学)
            「子持勾玉祭祀の変遷と土師部・大神部」
1900夕食(懇親会)
《2日目》8月25日(火)
0850研究報告⑤関山麻衣子氏(神戸女子大学)
            「古代における神仏習合思想の波及と展開」
1015研究報告⑥赤澤春彦氏(摂南大学)
            「宇佐の陰陽師」
1140閉会挨拶
1150昼食
1230見学会説明(案内人 脊古真哉)
1300見学会出発  猿投神社(豊田市) 如意寺(豊田市) など
1800解散予定(名古屋・地下鉄藤が丘駅)

◆呼びかけ人(第4期)
 堀裕 菊地大樹 北條勝貴 井上智勝 藤本誠 徳永健太郎 安藤弥 
 佐藤文子 福島栄寿 上島享 平野寿則 大田壮一郎 川端泰幸
 苅米一志 真木隆行 伊藤幸司 細井浩志
 *今年度事務局(開催地世話人):安藤弥 藤井由紀子 工藤克洋
  〒453-8540名古屋市中村区稲葉地町7-1同朋大学

◆申し込み方法
  *追って告知します。よろしくお願いいたします。

以上

第Ⅳ期スタートのご案内

日本宗教史懇話会サマーセミナーは2015年度から第Ⅳ期をスタートさせます。2019年度までの5年間の予定です。 第Ⅳ期の呼びかけ人は、以下のとおりです。 堀裕 菊地大樹 北條勝貴 井上智勝 藤本誠 徳永健太郎 安藤弥  佐藤文子 福島栄寿 上島享 平野寿則 大田壮一郎 川端泰幸 苅米一志 真木隆行 伊藤幸司 細井浩志 よろしくお願いいたします。 ※本会の歴史については『日本宗教史研究の軌跡と展望』(岩田書院、2014年8月)をぜひお読みください。

2015年4月18日土曜日

2014年度(第3期第5回 通期23回)
日本宗教史懇話会サマーセミナーのご案内
(おかげさまで無事終了いたしました)

 2014年度の日本宗教史懇話会サマーセミナーの開催につき、ご案内を申し上げます。本会は、日本宗教史に関心のある研究者諸氏が、それぞれの専門とする時代や学問分野、世代を超えて自由に参加し、研究発表を通して真摯な議論や交流をおこなう場として、毎年夏季3日間の開催を重ねてまいりました。
 本年度は滋賀県高島市で開催し、8名の方々の研究発表と、2名の方の見学会関係解説をしていただきます。見学会では、近年、琵琶湖八景「深緑 竹生島の沈影」として人気を集める竹生島を訪れます。
 常連の皆さまはもちろん、初めての方も歓迎いたしますので、万障お繰り合わせの上、ご参加いただき、湖国の文化に触れていただければ幸いに存じます。

◎呼びかけ人:
代表 原田正俊・伊藤幸司・井上智勝・上島 享・岡野浩二・苅米一志・菊地大樹・佐藤文子・脊古真哉・曽根原理・冨島義幸・長谷川賢二・福島栄寿・北條勝貴・真木隆行・三橋 正・蓑輪顕量・宮﨑健司
◎本年度世話人:大田壮一郎・ 川端泰幸・佐藤文子・東舘紹見・平野寿則・福島栄寿・宮﨑健司





(1) 開催日
  2014年 8月20日(水)~22日(金)
(2) 会 場
  琵琶湖国定公園 近江白浜 政府登録旅館 白浜荘
   〒520-1223 滋賀県高島市安曇川町近江白浜
(3) 日 程
○1日目(20日) :研究発表会1
 近江高島駅下車 送迎バスあり
 13:00 受付開始(白浜荘 アネックス淡海「コンベンションルーム」前)
 13:30 開会挨拶
 13:40 報告1 苅米一志 氏(就実大学)
        「「三輪上人行状」の形成と構造」
 15:20 報告2 山本浄邦 氏(韓国学中央研究院)
        「大韓帝国期前半(1897~1903)における日本仏教の社会事業と日本の対韓戦略
         ~ 東本願寺立光州実業学校を事例として ~(仮題)」
 16:30 報告3 堀  裕 氏(東北大学)
        「9世紀仏教と政策論」
 18:00 報告4 白井忠雄 氏(高島市歴史民俗資料館)〈見学会関係〉
        「高島の歴史と文化」
 19:00 懇親会(夕食)
○2日目(21日) :研究発表会2

 07:30 朝食
 09:00 報告5 林 晃弘 氏(東京大学史料編纂所)
        「近世国家と朱印地寺社」
 10:00 報告6 冨島義幸 氏(京都大学)
        「阿弥陀信仰の造形と顕密仏教―「浄土教」概念の再検討―」
 11:30 報告7 太田浩司 氏(長浜城歴史博物館)〈見学会関係〉
        「竹生島の歴史と景観~竹生島文書を中心に~」
 12:30 昼食
 13:30 報告8 大塚紀弘 氏(法政大学)
        「日本中世における文字礼拝の思想」
 15:00 報告9 松金直美 氏(同朋大学仏教文化研究所)
        「仏教における学問と蔵書の継承―近世から近代へ―」
 16:40 報告10 齋藤龍一 氏(大阪市立美術館)
        「日本における道教関連作品の受容について」
 18:30 懇親会(夕食)

○3日目(22日) :見学会
 07:30 朝食
 08:30 出発:バスにて出発
     ・中江藤樹記念館見学
 10:50 今津港より船にて約30分で竹生島へ
     ・宝厳寺・竹生島神社見学 昼食
 13:20 竹生島より船にて約30分で長浜港へ
 14:10 長浜城歴史博物館
     ・博物館観覧と竹生島文書および館蔵文書を特別閲覧
 16:00頃 長浜城歴史博物館にて解散(JR長浜駅近隣)

※見学会の行程は現時点での予定です。とりわけ天候の状況によっては大幅な変更が生じることもありますので、ご諒解ください。

2013年9月11日水曜日

ご参加ありがとうございました

2013年度の日本宗教史懇話会サマーセミナー、おかげさまにて、無事に終了することができました。ご参加いただいた皆さまには、あらためまして御礼を申し上げます。至らないところも多々あったかと思いますが、どうぞご容赦を願います。
それから、ご寄付をいただいた菅原征子先生、法蔵館の皆さま、直接差し入れをいただいた佐藤文子さま、山本潤さま、苅米一志さま、重ねて御礼を申し上げる次第です。また、当日は事務局にて確認ができずご披露できなかったのですが、懇親会二次会にて、菊地大樹さまからも大量のビールの差し入れをいただいていたようです。この場を借りましてご報告申し上げます。ありがとうございました。
来年度は京都方面での開催、第3期の最終回となるようです。来年度の世話人の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年8月13日火曜日

スケジュール変更のお知らせ(26日報告者の変更)

26日の発表者として予定されておりました桃崎祐輔氏が、一身上の理由により報告を辞退されることとなりました。これに伴いまして、新たに塚田博氏(駒沢大学禅文化歴史博物館)、関口崇史氏(大正大学)を報告者にお迎えし、下記のとおり26日のスケジュールを変更させていただきます。桃崎氏の報告を楽しみにされていた方はもちろん、すべての参加者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒事情をお汲み取りいただき、ご寛恕賜りますようお願い申し上げます。

○1日目(26日) :研究発表会 Ⅰ
10:10  オプション見学会①参加者(希望者のみ)、熱海駅改札前集合
12:20  研究発表会からの参加者、熱海駅改札前集合
13:00  受付開始
13:30  開会挨拶
13:40  報告① 塚田 博 氏(駒沢大学禅文化歴史博物館)
     「二所詣と伊豆走湯山」
      ・上記オプション見学会①にて訪れる、伊豆山神社の解説となります。
14:15  報告② 関口崇史 氏(大正大学)
     「承久の乱直後の朝幕関係と寺院―静遍の活動を手がかりに―」
15:20  報告③ 駒井 匠 氏(立命館大学大学院)
     「宇多法皇考―『平安前期の王権と仏教』試論―」
16:30  報告④ アンドレス・ペレス・リオボ 氏(立命館大学)
     「16・17世紀の乞食・ヒニンへの差別問題と彼等のキリスト教への接近」
18:30  懇親会(夕食)
※ 桃崎氏から塚田氏・関口氏へ報告者が変更になった以外、スケジュールに異同はございません。

2013年8月5日月曜日

2013年度 日本宗教史懇話会サマーセミナーの概要紹介⑦
 :報告者 高本康子氏について

今回は、8月27日にご報告いただく高本康子氏(北海道大学スラブ研究センター)のご専門や、これまでの研究内容などについてご紹介させていただきます。
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  高本康子氏のご専門は比較文化論と日本近代史で、特に明治期の日本仏教とチベット仏教の交流に重点を置いた研究を重ねています。
日本近代の仏教史研究は、ともすると真宗を中心とする国内の動きに目を奪われがちとも言われます。しかし、明治期は「鎖国」が終わり、日本仏教が欧米の仏教学の洗礼を受け、国際的な仏教研究が注目を集めた時期でもありました。江戸時代以来の護法論/排仏論のせめぎ合いが、国家神道の確立・展開という新たな社会状況のもと改めて議論される中で、国際的に通用する仏教を求め、多くの僧侶が海外に渡りました。特にチベットは、インド仏教が滅びたのち、古い形の仏教を考える上で重要と考えられ、世界的にも注目された地の一つでしたが、何人もの日本人僧侶が到達することに成功し、貴重な史料を持ち帰ったことが知られています。明治期のチベット仏教研究は、日本一国の枠を超えた文化史的意義を持つにもかかわらず、研究者人口は僅かで、学界における存在感も(特に日本仏教においては)薄かったと思われます。その数少ない若手研究者の一人が高本氏です。
 今回のご報告では、述べてきたような研究史的意義に比べ、なお知られること薄いチベット仏教と日本仏教の交流を通じ、日本仏教の特質や今後の有益な研究方向が示唆されることを期待したいと思います。

【主な論著】
・「戦時期満洲国における「時輪金剛仏曼荼羅廟」建立について」(『密教文化』第226号、密教研究会(高野山大学)、2013年6月)
・「真言宗と「喇嘛教」―田中清純の活動を中心に―」(『群馬大学国際教育・研究センター論集』11号、2012年3月)
・『国立民族学博物館青木文教師アーカイブ『チベット資料』目録』(長野泰彦と共編、国立民族学博物館図書委員会アーカイブズ部会、2008年)
・『近代日本におけるチベット像の形成と展開』(芙蓉書房出版、2010年)
・『チベット学問僧として生きた日本人-多田等観の生涯-』(芙蓉書房出版、2012年)

(文責:世話人ブログ担当)

2013年7月7日日曜日

2013年度 日本宗教史懇話会サマーセミナーの概要紹介⑥
 :報告者 近藤祐介氏について

今回は、8月27日にご報告いただく近藤祐介氏(学習院大学)のご専門や、これまでの研究内容などについてご紹介させていただきます。

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 近藤祐介氏は、中世後期における修験道の組織化を、本山派に焦点を当てて解明した業績を蓄積している、注目の研究者です。その成果は多岐にわたりますが、聖護院門跡の人事や世俗権力との関係、門下の院家や在地山伏との関係を解明した研究、関東地方の山伏を取りまとめた幸手不動院、瀬戸内海交通にも関わった児島山伏の実像を解明した研究などが特筆されます。例えば、第24代熊野三山検校の道増が、天文年間に足利将軍の使節として各地を巡り、年行事補任状を発給して在地山伏の直接的掌握をはかった点を明らかにしたことなどは、修験道教団本山派の成立を考えるうえで極めて重要でしょう。
 今回の発表「中世後期の熊野参詣と地域社会」では、中世後期に「衰退」するとされる熊野参詣を取り上げ、なぜ中世後期という時期に「衰退」していくのか、という問題を考えます。この分野に関しては新城常三氏の先駆的業績『社寺参詣の社会経済史的研究』(塙書房、1964年)がありますが、今回の報告ではこの新城氏の研究を踏まえつつ、地域社会と熊野先達に焦点を当てて、熊野参詣の「衰退」から見えてくる中世後期の地域社会について報告が行われる予定です。
 修験道に関する研究は、実態解明という基礎作業が、おもに中世・近世を対象に、徐々に進みつつある状態です。複数の研究者が解明した事実関係を、どのように位置づけるか、議論が期待される分野です。

【主な論著】
・「戦国期関東における幸手不動院の台頭と鎌倉月輪院―後北条氏と古河公方の関係から―」『地方史研究』315、2005年
・「中世後期の東国社会における山伏の位置」『民衆史研究』77、2009年
・「聖護院門跡と「門下」―一五世紀を中心に―」『学習院大学文学部研究年報』57、2010年
・「修験道本山派における戦国期的構造の出現」『史学雑誌』119-4、2010年
・「後北条領国における聖護院門跡と山伏」池享編『室町戦国期の社会構造』吉川弘文館、2010年
・「室町期における備前国児島山伏の活動と瀬戸内水運」鐘江宏之・鶴間和幸編著『東アジア海をめぐる交流の歴史的展開』東方書店、 2010年
(文責:世話人ブログ担当)